友達が急に亡くなった 気持ちが整理できないまま家族葬に参列した
友人の急死の知らせは突然だった。
LINEで、
Aが亡くなったので、お通夜の参列をお願いしますと。
連絡してきたのは、亡くなったヤツの幼馴染。
私とは高校から仲良くなったので、私よりもショックは大きいはず。
私は同年代の仲の良い人が亡くなるのが初めてだったので、すごく落ち込んだ。
人はいつかいなくなるものだけど
人は誰もがいつかいなくなる。
必ず死というのが来て、消えてしまう。
誰もがわかっているものだけど、想像できない、突然来る死にはなかなか対応できない。
私は、突然の知らせに、涙がでた。
何もしてあげられない
私がこれだけ辛いなら、幼馴染で大人になってからもいつも一緒にいたあいつは、どれだけ辛いいことか。
さらに、家族はもっと絶望感に打ちひしがれていると思う。
だが、そんな近い存在に対しては、何もしてあげられない。
一緒に悲しむなんて、残酷すぎる。
逆になにもせず、少し離れていてくれたほうがいい時もある。
どんな思いで最後を悟ったのか
死んだあいつは最後に何を思ったんだろうか。
命を落とした原因は事故だったが、最後を悟る時間もなかったのだろうか。
その状況を誰もみていないので、想像でしかない。
家族葬に参列
一般的にお葬式といえば、葬儀場で家族はもちろん、会社の上司や同僚、友達など、関係が多いほど、参列者は多くなる。
最近では家族葬が増えているらしく、大々的に行わない傾向のようだ。
あいつも俺も田舎なので、横のつながりが強く、田舎ほど葬式は大きくなる。
でも、家族のことを思えば、家族葬のほうがいいのかもしれない。
多くの人で見送るよりも、まだ死ぬのは早かったやつの葬式は少ないほうがいい。
私は家族じゃなく、友人の一人だけど、そんなものは気にせず参列させてもらった。
もちろん事前に連絡をして、許可を得てから。
気持ちの整理どころの話じゃなく、終始涙が止まらなかった。