ネットでいじめられる いじめの仕方の変化
どの世代にもいじめというものはあったと思います。
ただ、いじめのやり方がどんどん変わっていったと思います。
恐らく誰もがいじめの場面を見たことがあるはずです。
自分の経験も含めての話。
なぜいじめは起きるのか
いじめが始まるときは突然はじまります。
本当に突然はじまって、いじめられる方は、「え?なんで?」という感じです。
昨日はそんなんじゃなかったのに、急に態度が変わってしまう。いじめられる側は混乱するのはあたりまえです。
でもなぜいじめは起きるんでしょう。
それは、人間の差にあることがまず一つです。
以前であれば、頭のいい子、お金もちの子、貧乏な子、背が低い高いなど、人の違いからいじめが始まってしまうことが多くありました。
いじめる側といじめられる側があるわけですが、いじめる根本について調べてみると、自分自身に対して自信がない子。自分は人と接するのが苦手だなとおもっている子がいます。
それとは逆に自分自身に自信はなくても、そうなりたくない、そんな自分をみんなに見せたくない子がいた場合、見せたくない子は、自身が全くない子に対して、いじめを始めます。
それは、自分がなりたくない姿、こんな自分にはなりたくないと思っているから、そういう相手を見つけてしまうと、始まってしまいます。
自分の経験からは、性格からのいじめもあります。あまり自己中心というか、おれはグループの中でトップだ的な存在で、わがままな事ばかりしていたら、突然、もうそんなやつとは遊びたくないとなりました。これがもう一つです。昔で言えばガキ大将的な存在でも、友達が集まればいじめられてしまうこともあります。
いじめを予防するには
いじめを防ぐのはとても難しいと思います。いじめがなくならないのはそこにあると思うんですが、学校の中、職場の中は多くの個性を持った人間の集団ということです。
みんなちがう考え方をもっており、他人が自分と合わないと思うことはいつもあります。
しかし、その集団の中には、正義感に満ちた人物もいるわけで、いじめが始まる瞬間にとめに入れば、そのいじめはそこで治まっていくことが多いです。
学校にはグループで友達がわかれています。あるグループでいじめがはじまると、いじめられた人は、他のグループに行くか、一人になるかです。
ここで、一人になるといじめが長引くというか、つらさがどんどん増していきます。
自分はクラスで、一人なんだ。もしくは、学校で一人なんだ。そして、誰も助けてくれないということになり、いじめはさらにエスカレートしていきます。
いじめが始まってしまうとなかなか収まりがつきません。子供も頭をつかいますから、教師や親にばれないようにうまくやります。
やはり、まず一番最初は一番長く一緒にいる親が気づいてあげることです。
本当につらいと思っている子供は、とにかくなんでもいいから助けてほしいと願っているはずです。
親にもなかなかいえないことはたくさんあります。
子供はなにかメッセージを送っていることがあります。それに気づいてあげることが本当のおやではないでしょうか。
最近は目に見えるいじめではなく、ネット上でのいじめがあります。
当たり前のようにスマホでメッセージを送り合っていたのに、急にブロック、本人がみえないようにいじめの送信をおこなうなど、いじめの仕方も変わってきています。
24時間やりとりが可能なインターネットだけに、仲間はずれにされた時は、大変大きなショックを受けるに違いないです。
誰でもいいからたすけて
いじめが進んでいって、いじめの中にいる誰も止められなくなったとき、誰かが止めなければなりません。
それは、学校であり親であり本当の友達であり。
おそらくいじめはなくならないと思います。
誰かがそのいじめに気付くことが、いじめを止める最初のアクションです。
まずはいじめが始まる瞬間に、ちょっとまてと言える人間がグループに1人いることを願います。