もっとITを知っておけば今頃どうなってたろう 元電子科の嘆き
それはまだ乗り物は、自転車しか知らなかった時代の話。
電子科に入学する
今思えば中学生のころなんて、特にやることもなく、全校生徒強制だった部活動に専念するだけの日々でした。
休みの日はどうするかというと、たまにツレの家に泊まりに行って、夜遅くまであそんだり、夏は川で泳いだり、友達と何することもなく、家でゴロゴロしてるだけの時も。
夢なんて考えたこともなくて、今じゃなんてもったいない時間をだらだら過ごしてきたのだろうと、その時の自分にちょっとだけ、アドバイスしたいくらいです。
でもなぜだか、なんとなく過ごしてきたにもかかわらず、高校は推薦をもらってしまい、面接だけで、入学してしまいました。
それほど頭もよくもなく悪くもなく、平均中の平均。まさに5段階なら、3。
入学した科はなんと電子科。
当時、windows95が爆発して一気にITが加速していきました。
中学3年のときに、初めてパソコンというものに触って、線書いたり、〇書いて動かしたり、して大喜び。
それが高校となると全く違うものになり、かなり戸惑ったのを覚えています。
電子科では、まさに2進数がどうのこうの、プログラミングを覚えろだの、中学生ってなんだっただろうと思えるほど、新しいことばかり勉強しました。ただ、最初に100点に近い点数ばかりとって、余裕かましてたら、次の試験は0点をとった苦い思い出があります。
ITは進むばかり
ITとは日本語でいうと、インフォメーション・テクノロジーの略で、要するに情報技術です。
まさに現在爆発したWindowsだったり、googleだったり、FBだったり、まさに生活の中心になっています。
携帯はスマホに変わり、いつでもどこでもインターネットにつなげられるという、変態的な世界に様変わり。
戦争だって今じゃ地上戦ではなく、サイバー戦争。
学校のいじめだって、もうネットの中から始まるばかり。
後悔という二文字
こんな短期間にこれだけ発展した、IT業界にもしいたら今の自分はどうなっていただろうかと、たまに思うときがあります。
確かに成績はそれほどでもなかった。
でも、それなりにやってたし、先生や仲間とも仲良く、先を見据えてやっていたらどうだったろうと、情けないかな、ふと思ったりします。
工業高校はほとんどが男です。
それでも、違う高校に彼女もいたし、友達もまぁまぁいました。
ただ、地元に帰るために高校に行っていたようなものでした。
朝早く田舎をでて、街の高校へいき、地元のツレと遊ぶために帰る。
自分の家にもどってきているのに、毎日誰か友達が家にいて、あそんでしまう。
もし、ここまでITの世界が発展すると、少しでも予想できていたら、ヤフー株は真っ先に買っていただろうな。
と、後悔した。