50歳のプロ野球選手
レジェンド
その名も山本昌。本当は昌広なんだけど、年齢は50歳。
レジェンドって呼ばれてるけど、50歳でプロ野球の世界、しかも1軍にいることがすごい。
一般の男性50歳といえば、どうでしょう。
50歳を思い浮かべてみると、恐らく運動なんて皆無な人が多いはずです。
最近ではジムなど行く人が増えたといっても、50歳で毎日がっつり運動している人なんてそうそういない。
まさに山本昌は50歳にして、いまだ体のすべての筋肉を使い、集中力を最高に高めて勝負しているんだと思います。
まさにミスタードラゴンズのような人間で、1986年に中日に入団して以来32年間プロとして野球をしてきました。
もちろん200勝投手で、580試合で投げてます。
恐らく世の中年男性から見たら、山本昌はすごい男で、同年代からの支持もあったと思います。
中日の中には谷繁、和田、小笠原、岩瀬、川上と40歳以上が多く活躍していますが、山本昌に続き、岩瀬以外は現役を引退。川上憲伸だけは戦力外だけど、現役を続けるようです。
こう見てみると、落合がGMとなって、若手の育成となったものの、結構に歳の人がいて驚きます。
ただ、中日全盛期を見てきただけに、こういった人達の活躍があったので、それほどまで歳を重ねていたとは思いませんでした。でも、よく考えると確かに何十年前のようなきがします。
残念なのは岩瀬で、昨年からのケガで今年は1試合もでずにおわりました。セーブ記録も球界1位で、連続セーブ数30も9年連続していただけに惜しいです。
現在はケガの治療に専念していますが、早く戻れると良いですね。
ただ、人間の寿命が延びている今、特に日本は長寿の国になりつつあります。
江戸時代など寿命が50年と言われていた時代から、現在は90近くになります。
そう考えてみると、50歳になったとしても、人生はあと半分もあるので、まだまだいけるような気もします。
プロにいる人たちは、子供のころから野球一筋でやってきた人ばかりです。
40、50なら十分やりきった感はあるでしょうが、20代30代前半で引退し、その後の人生はどうなるのか不安です。
プロ野球選手の引退後
プロの選手として活躍していた選手も、引退をすれば一般の人と一緒です。
よくテレビには元プロ野球選手として、解説者やコーチ、監督などの指導者が多く感じられますが、それはほんの一握り。
引退後は就職活動に入るのも普通だそうです。
ですので、ほとんどの人が会社員として、第2の人生?が始まってしまっているのです。
小さいころ、プロ野球はみんなの憧れでしたが、現実を見るとどうなんだろうと考えさせられます。
本当にすばらしい才能を持った人間と、人の何倍の努力をする人間が野球に関連する場に残り続けるのかもしれません。
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