過去の恋愛を話す 男女の間にある隔たり
男女間の恋愛には、男性の考え方と女性の考え方があります。
そもそも人間は女と男しかいません。
女性にしかできないこと、男性にしかできないこともあり、同じ人間でも大きな違いがあります。
そこで、よくある男女関係の話なんですが、過去の恋愛話をする人が結構多いので、どういった心理なのかを調べてみました。
男女の恋愛観
男性の恋愛観 -一気に燃え上がる感情-
男性が女性を好きになるときはどういうときでしょうか。
例えば、学校や会社などで知り合い、よく会ううちに相手の女性の事を、なんだか良い娘だな、なんて思うときでしょうか。
出会って少しずつお互いが惹かれあっていくというのもよくあります。
しかし、男性の恋愛観の一つにいきなり気持ちがMAXに到達してしまうことがあります。
例えば、ある女性に出会ったとして、とてもきれいで、見た目もいい感じ。
その時男性の気持ちはすぐに急上昇していきます。
そして、この娘と仲良くなりたい。あわよくば一晩でもいいからベッドで過ごしたい。
こういうことを思ってしまいます。
こういう男性の恋愛感情は、出会ったころはかなりの勢いで燃え上がり、相手の女性を落とすためなら他の事は後回しにできるほどで、その時の体力気力はかなりのものです。
どうやって仲良くなろうか、思いを伝えようかで頭がいっぱいなはず。
しかし、その後が問題です。
仲良くなり、付き合うことになったり、体の関係をもったりした後は、急上昇した気持ちはいっきに急降下し、普通になってしまうのです。
まさに釣った魚には餌をあげないというもの。
過去の恋愛を話す男。男性は女性に対し、強いものでありたいと考えます。
おれはこんなことやあんなことできる、と言いたいのです。
よく自分の過去の恋愛を普通にはなす男がいます。
これは自分はこんなにすごかったというアピールか、もしくはその恋愛に不安を感じているかです。
過去の恋愛はすでに終わっているもので、終わるきっかけになった事件があるものです。
そういったことに対して、男性の方は不安、心配が残り、また同じような状態になるのではないかと、思っていることが多いです。
しかし、過去の恋愛の話をしている側はそういった考えの自覚がなく、昔はおれすごかったんだぞといわんばかりの自分を出してきます。
それは、相手の女性に対して不安が少しでもあり、弱い自分を見せたくない、悟られたくないと思っているからで、いつかばれる前に最初に話をして、自分はもてる、過去の女性とは色んなとこ行ったりしたと、いって弱い自分を隠したがります。
女性の恋愛観 -徐々に高まる感情-
女性は男性とは異なり、男性と出会ってもそれほど気持ちは急にはあがりません。
一目ぼれのようなものは別として、男性と出会っても少しずつお互いをしり、仲良くなっていったあと、ようやく好意が芽生えてくるものです。
男性と出会い、相手からのアプローチでデートなどしても、それほどの気持ちは最初はありません。
しかし、徐々に仲良くなっていったり、相手から告白されたりすると、その気持ちは変化していきます。
なんとも思っていなかった感情から、相手の男性を思うようになり、たとえ一度告白を断っても、まだ好意をもってくれている男性に対して、私も好きなのかもというぐらいまでに気持ちが上がっていきます。
そしてその気持ちは今度は逆に男性よりも女性のほうが強くなってしまい、付き合ったり、体の関係をもってしまうと、いっきに感情があがり、相手の男性を強くおもうようになります。
これが一番異なる点で、男性が相手を自分のモノにすることに燃えるのに対し、女性は互いが分かり合えてから燃え上がっていくものです。
男女の恋愛の仕方
恋愛って人それぞれですよね。
さらに、男女によってもちがいます。
まったくの他人で違う心を持った人同士が出会うのですから、まさに奇跡です。
出会った相手が気になる、もっと話がしたい!
と思ったら、まずは相手を知ることです。
男性の場合 -優先順位の違い-
女性と付き合うことになった、もしくは仲良くなってきている時、男性は女性に対して、連絡をいちいちとるでしょうか。
例えば、おはようの挨拶メールなどはいつもするとして、学校についてなにしているとか、会社で今日はどこへきているとか、こんな連絡は男性はほとんどしません。
それが仕事中ならば、仕事に集中しているわけで、そこへ女性からの連絡があっても後回しにします。
これは女性よりも仕事のほうが大事というわけではなく、仕事は仕事、恋愛は恋愛と分けて考えているからです。
大昔から男性は女性をやしなっていくものであり、体力筋力の違いなど、生きていくために働くものです。
ですから、本能的に目の前にある自分の仕事をやりがいとし、成功させたいと思っています。
そこへ女性がなぜ連絡をくれないのかと問われても、はっきりとこうだからとなかなかいえません。それは本能的に仕事に対するものがあるから、頭の中は女性とは違ってくるのです。
優先順位をつけるとすれば、仕事→友人→彼女となる人が多いかもしれません。
女性の場合 -常に互いを知りたい-
では逆に女性はというと、相手と会えない時でも、なんらかの方法でつながっていたいと思います。
これはどういうことかというと、お互いが今どのような状態でいるのかを分かち合い、いつも思っていたいと思っているからです。
ということは、メールでもSNSでもとにかく連絡をいつもできる状態でないと不安になってしまうのです。
男性とは逆にたとえ仕事をしていても、気持ちは仕事よりも相手を思っていたいと考えています。
だからよくこういったことでケンカになる場合が多いわけですね。
結婚に対する男女の違い
最近の晩婚化は、この男女の考え方の違いが、大きくなってきてるからではないかと思います。
しかし、男女間で共通の思いもあり、10代、20代前半までは、結婚を考えることは薄く、それよりも今を楽しみたいと思う気持ちが強いです。
男性の結婚観 -自由を手放したくない-
男性の場合、結婚を早くしたいと思う人はなかなか最近ではいないと思います。男は仕事を生きがいにする人も多く、仕事と遊びを両立させ、バリバリ働いて思いっきり遊ぶ、という考え方が多いです。
例え付き合う女性がいても、仕事と遊びはできるわけです。
しかし、結婚となると違ってきます。一人だった頃の自分とは全く生活がことなり、自分よりも妻、子供が大切になってきます。
これは女性の場合も同じですが、子供が産まれれば、自分の時間もなくなってきます。
やはり独身の時のように、お金も自由に使え、時間も自分の思い次第。まったく身動きができなくなる結婚は、あまり考えたくなくなってしまいます。
しかし、特別な女性が現われれば、これは違うものになります。
この人といつまでも一緒にいたいと強く思えるほどになれば、男は自分を犠牲にしてまでも女性を守ります。
その男性の思いに対して、女性が大切にしてもらっていて幸せと感じ、相手の男性にありがとうの気持ちと、行動をすれば、その家庭はいつまでも丸く治まっていくはずです。
女性の結婚観 -いつまでも一緒に幸せになりたい-
男性とは逆に結婚願望が強い女性。
年齢を重ねるごとに結婚に対する気持ちも強くなっていきます。
女性は自分の身体の衰えに敏感で、はやく結婚しないと、未婚のままになってしまうのではないかと思います。
女性は男性と付き合うにあたり、ゴールである結婚を視野にいれます。
これが男性との大きな違いで、男は今が楽しければいいという考え方が多いのに対し、女性はいつまでもこの状態が続いたらいいと強く思い、それには結婚して永遠に結ばれたいと願います。
結婚する相手の事は、好きだけではなく、男性の財産、収入、仕事など、現実的なことも考えます。一般的に女性は結婚したら、専業主婦になることが多く、男性に養ってもらう形になります。
こうなると、やはり財産収入が多い方が、後々も安心できることになります。
男女の恋愛観の隔たり
男と女の基本的な違いは、やはりその相手をどう好きになるかだと思います。
男は女性に、いっきに気持ちが上がっていくのに対し、女性は逆に少しずつ徐々に気持ちが大きくなっていきます。
このことを知っているか知らないかで、異性に対してどのように接すればいいのかがわかってきます。
それは恋愛の仕方も同じで、男性と女性の違いを知り、相手が今どんな感じで思ってくれているのかを理解できるだけで、相手に喜んでもらったり、恋愛をうまくできるようになります。
それはやはり、結婚をしたいと思わせたりできる根本的なことで、異性をどう喜ばせ、いつまでも一緒にいたいと思わせるかだと思います。
ただ、それにはやはり、男は仕事をできるようにならなければならないし、女は男を支えることができるようにならなければなりません。
男が自由を求め、なかなか結婚をしない昨今、この人となら一緒にいたいと思わせるような女性になることがまず第一かもしれません。
逆に男性は仕事だけでなく、相手を思いやる気持ちを持ち、女性から守ってもらいたいと思われるようでなければならないと思います。
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