日本の家族愛はなぜ消えてしまったのか 外国と日本の違い
日本と外国の家族愛の違い
近年、日本の家族がおかしくなっているように感じませんか?
といっても、当たり前になっている状態ですのであまり感じないかもしれません。
それは、家族ではなく、個人を尊重するようになってしまっていることです。
個性があっていいように感じます。
でも、家族愛はどんどんなくなっています。
孤独死が多くなっている原因の1つです。
外国の家族愛
現在の日本と比較すると、おおきく違うのは、外国での家族愛の強さです。
日本人が海外にいって少しの間滞在しているとします。
そこで、現地の人からどこから来たのか、どこに住んでいるのかを聞かれます。
そして、家族はどうなんだということも聞かれることが多いです。
海外の人の多くが家族を愛し、大切にしているのです。
海外において親戚中が集まる時
外国では家族愛が強い証拠として、家族が集まるイベントが多いことです。
まず、お正月です。
これは日本も同様ですよね。
正月には家族が集まって、お参り、正月のお料理をいただきます。
以前は親戚中が集まることが多くありました。
外国も同様です。
正月には家族、親戚もみんなあつまって、パーティーをします。
他にも、祖父母、両親の誕生日パーティーや、学校でのイベント、祝日での集まり、両親の命日、クリスマスなど、とにかく集合する時が多いです。
特にクリスマスは恋人もそうですが、家族、親戚中があつまってパーティーします。
日本では、正月とお盆ぐらいしか集まりがありません。
日本の家族が変わってしまったのは?
日本も以前は、いくつもの世帯が一緒に住んでいました。
にぎやかで、両親からだけでなく、祖父母からの愛、しつけも将来に大きな役割を担っていました。
でも、現在では核家族化が進み、家族ではなく、個人が尊重されている傾向です。
なぜ家族愛にあふれていた日本が変わってしまったのでしょうか?
戦後の日本は個人主義へと変えられた
第二次世界大戦にて敗戦した日本へは、アメリカの介入によって色々と日本を変えられてしまいました。
その一つが家族の崩壊です。
なぜ、家族を崩壊したのか。
それは、日本人の祖国に対する愛です。
そして、家族愛です。
昔、日本は小さな島国で、世界からはそれほど注目されていませんでした。
ですから、戦争をしても勝てるものだと思っていました。
そこで、日本へ攻めたのがロシアです。
しかし、日本は強く勝ちました。
アメリカはそんな日本の強さを脅威に思ったのです。
そこで、アメリカは日本の強さを知ることになります。
侍魂というやつです。
祖国、ふるさとを愛し、家族を守る。
アメリカはそんな侍の魂を持っている日本が、また力をもって脅威にならないよう、家族愛を壊してしまいました。
アメリカが弱小国日本へとするための政策
アメリカがまず日本を変えて弱くしたのが、勉学です。
やはり頭が良い人材がいると、国は栄えます。
漢字の数を減らし、末はアルファベットにしようというのもありました。
学校教育も変えてきました。
日本は第二次世界大戦は完全に悪いことをしたということにしてしまっています。
他の国でも日本同様のことをしているのにも関わらず、日本はいけないことをしてきたと教育されています。
もうもともとあった日本はなくなってしまっています。
アメリカによって、家族愛が破壊され、親への孝行も、忠義もなくなってしまいました。
侍の精神があった日本は強く、大きな存在だったのです。
日本が絆を取り戻した震災
日本人の心を完全変えてしまったかのように見えた現在ですが、そこで大震災が日本人の絆を目覚めさせました。
東日本大震災では、日本中が悲しみとなりました。
しかし、何としてでも震災にあった人々を助けようと、日本全国から物資の提供、ボランティアが現地に駆けつけました。
そこで世界中が注目したのが、震災に合われた人の態度です。
避難所や学校、公園などで物資が届いたら、みんな並んで順番をまちます。
それが寒い中でもです。
海外ではなかなかここまで律儀に並びません。
横入りは当たり前ですし、少し歳の方は当たり前のように一番前に行きます。
ひどいところでは、取り合いです。
他にも、日本国中が物資だけでなく、支援のためお金を送っています。
芸能人もチャリティ活動、ボランティア活動をして、支援しました。
日本人の心は完全に破壊されていなかったのです。
日本人はもっと祖国愛を持つべき
外国、世界と比べてこんなにも素晴らしい国はないと思います。
無くした財布がそのまま帰ってくる。
車のエンジンをかけっぱなしで離れてもそのまま置いてある。
夜中、ふとコンビニにいけることができる。
電車などの公共の乗り物が時間通りにつく、もしくは保証がある。
時間を守る。
約束を守る。
このようなことは日本人にとっては当たり前のことです。
もともと日本人はお金お金ではなく、お互いのつながり、人徳を積むように生きていました。
生まれながらにして、道徳を持つ日本人も大震災で絆を思い出すことがありました。
でも、確実に家族愛は薄れていき、個人が尊重されてきています。
両親を老人ホームへいれるのは当たり前、増えている孤独死など、家族愛が薄れている証拠です。
自分のルーツなんてしらない人も多くなってきました。
常に日本人の心を忘れないことです。